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山本 直幹さん

山崎製パン株式会社
環境学部 2015年度卒業(京都府出身)

多用な視点で物事を考えることが
コミュニケーションで役立つ

皆さん一度は食べたことがあるヤマザキのパン。量販店と取引の商談をしたり、店舗で行う催事についてご提案したりしています。商品の魅力を伝える際にも、環境に配慮していること、そのうえでおいしいという商品価値についてしっかりと伝えるようにしています。また、取引先の方との会話の中には社会情勢や経営の知識がベースとなる内容が多々あります。そのため経済・経営に精通していることは、コミュニケーションにおいて有利だと思います。公立鳥取環境大学で環境学部としての知識だけでなく、学部を越えた学びの中で物事に対して多様な視点を持つこと、俯瞰的に見る力を養えたことは、現在の業務で大いに役立っています。

様々な人の意見を聞くことで
自分の成長にもつながる

営業職とはいえ、お客様だけでなく、取引先の卸値の相談で経理課と話したり、プライベートブランドの企画・開発・製造の調整を製造各課と話し合う機会も多くあります。そのため、人の考えを聞く際は自分の考えと反していても、まずは受け入れることを心がけています。多様な視点で物事を考えることが大切だと思いますし、それが結果的に自分の成長にもつながると思います。在学中に学友会執行部や卒業アルバム製作委員会に所属していました。様々な個性を持つ友人たちと切磋琢磨してきた経験を通して、多様な意見を聞く力が身に付いたと思います。

在学中にたくさん経験すること
それが社会に出るための助走になる

大学生活で、所属学部の学び以外に英語や経営について学修すること、社会体験などを経験しておくことは、社会に出るための助走になりますし、自信になると思います。社会人になって改めて感じることは、講義やアルバイト、遊びについてもまずは「味見」をしてみることの大切さです。仮に失敗をしたとしても、それは自分を成長させる経験のひとつ。視野も広げることができるし、失敗があるからこそ、先を考えて行動することができるのだと思います。4年間が充実するかどうかは自分自身の行動次第。大きく羽ばたくための力を身に付けてください。

卒業生からのメッセージ:2020年10月撮影