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大森 祐貴さん

鳥取県庁
西部総合事務所 日野振興センター
農林技師
環境学部 2018年度卒業(愛媛県出身)

自分を成長させてくれた
鳥取県に貢献したい

私の出身地は愛媛県と高知県の県境にあります。子どもの頃から豊かな自然の中で育ち、自分が好きな山や森林を守る仕事に就きたいと思っていました。自然環境について学べる大学を探していたところ、公立鳥取環境大学のオープンキャンパスを見つけました。資格取得を奨励していたことと、森林以外にも海洋環境や住宅環境など、いろいろな分野の先生がいることに魅力を感じ、進学を決めました。卒業後は、地元での就職を考えていましたが、「自分を成長させてくれた鳥取県に貢献したい」という思いで、鳥取県の農林技師の職に就きました。現在は、山の中に林道(木材を搬出するための道)を作る仕事をしており、設計や積算、発注、現場の指揮などを行っています。

安心してチャレンジできる!
手厚いサポートと自由な校風

公立鳥取環境大学の魅力は、行動力さえあれば様々なことに挑戦でき、多くの先生や職員の方がサポートしてくれるところだと思います。私自身、公務員試験対策のほかにも、将来進みたい分野で働く人と引き合わせていただいたりするなど、多くのサポートをしていただきました。また、学友会長として携わった各種の交渉や地域の方々との交流、アルバイト先でのリーダー経験を通してコミュニケーション能力が養われました。仕事で必要となるベースの部分は大学時代に身に付いたと思います。また、学生時代にたくさんのことに挑戦し、自分の限界を知れたことも仕事に役立っていると思います。

幅広い視野と
コミュニケーション能力が武器になる

複数の分野の視点を持つと、一つの事柄に対していろいろな方向からアプローチできるようになります。大学で学んだことを活かし、常に新しい視点でアプローチできる職員を目指しています。また、仕事内容を理解し、円滑に進めるためのコミュニケーション能力はもちろん、自分はどのようなことで悩んでいるのか、どうしたいのかを上司や先輩に伝える力も必要だと感じました。日々の業務の中で悩むことは必ずありますが、周囲はそのことに意外と気付かないものです。聞き上手・話し上手は、社会人にとっての大きな強みです。皆さんも大学時代に様々なことを経験し、幅広い視野とコミュニケーション能力を身に付けてください。

卒業生からのメッセージ:2020年12月撮影