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武内 あや菜さん

環境学部(大分県出身)

講義を通して発見いろいろ。
SDGsを県民に広める活動にも参加

大学では講義を通してさまざまな発見があります。私は「住まいと建築の歴史」という授業を通して古民家再生に興味を持ちました。この古民家再生は、SDGsにも通じるところがあり、ゼミでもさらに探究していきたいと考えています。また、SDGsの推進に個人として何か役に立ちたいという気持ちから、鳥取県が取り組む「とっとりSDGs若者ネットワーク」にも参加しています。SDGsを県民の皆さんに広めることを目的に活動しています。

継続させるためには
何より自分が楽しいことが大事

私は高校生のときに「環境が学びたい」と思い、公立鳥取環境大学に進学しました。当初は海洋プラスチック問題などに関心を抱いていましたが、学ぶ中で古民家再生というテーマに目が向くようになりました。興味がないというのは、実は知らないだけかもしれません。だからこそ積極的にいろいろな授業を履修してみることをおすすめします。
SDGsの活動もそうですが、継続できるかどうかのカギは楽しいかどうかにあると思います。自分が楽しいと思えなければ続かないし、多くの人を巻き込んでいくこともできません。私の場合、「住まいと建築の歴史」という授業がインスピレーションを与えてくれましたが、ほかの学生にとってはまた別の授業が自分を変えるきっかけになるでしょう。そういう出合いがあるのがこの大学だと思います。

現場で体験・実感してこそ
得られる感動もある

「発見」は人を楽しくしてくれます。私はほかにも大学生活でさまざまな発見をしてきました。授業の一環で山登りをしたのですが、これも発見の多い経験でした。座学で学んだ内容をもとに植生などの調査を行うフィールドワークだったのですが、鳥のさえずり一つとっても現場に行くことには感動がありました。特に感動したのは、人工林と自然林の境目に立ったときです。日光の射し方などが全然違うことを知り、自ら体験してみないとわからないことがあるなと実感しました。
私はもともと留学にも興味がありましたが、コロナ禍でしばらく渡航が難しい状況が続きました。今後のゼミ活動では先生が交流を持っておられる海外にも行ってみたい、個人的に好きな韓国留学もしてみたいと考えています。

先輩からのメッセージ:2021年12月撮影