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戸知谷 桃羽さん

環境学部(滋賀県出身)

SDGsに関連する社会問題に興味。
将来は「環境」と「経営」のかけ橋に

もともと環境をはじめ、SDGsに関連する社会問題に興味がありました。「環境」と「経営」というと一見相反するイメージがあるかもしれませんが、その両分野のかけ橋になれるコンサルタントのような仕事が、私の思い描く将来像です。そのためには副専攻制度などを活用して両方をしっかり学べる本学は理想的です。高校1年生のときからいろいろ調べてオープンキャンパスにも参加したうえで、「やっぱりここしかない」と強く思いました。
今は多様な授業を履修する中で廃棄物、特に災害廃棄物に興味を持っています。環境経済・環境経営系の科目、さらに化学系の理系科目も学び、環境と経営の両方を理解した人材になりたいです。

福祉分野のイベントを開催。
防災系のサークル新設にも向けて

私は福祉や介護分野にも興味を持ち、本学のSDGs活動助成金を申請しました。それでACP(アドバンス・ケア・プラン)、日本語で「人生会議」といいますが、もしものときのために将来望む医療やケアについて考える研修会を開き、鳥取県の東部医師会の方にも講演していただきました。大学生はピンとこないテーマかもしれませんが、こうしたことも今のうちから考えておくことは大切だと思います。
また私は様々な資格取得にも力を入れており、2年生のときには防災士の資格を取りました。現在サークルを立ち上げようと活動中で、すでに防災系のサークルがある鳥取大学と連携して何かイベントができたらと構想しています。

何事も積極的に面白がれば
学生生活は充実する

学生生活を充実させるためには、何事も前のめりに積極的に面白がることが大事です。授業をボーッと聞いているだけではもったいない、せっかくその道のスペシャリストの先生方に教わるチャンスなのにと思います。
本学は先生と学生の距離が近い大学なので、先生方は相談や質問に行くと丁寧に対応してくださいます。一人だけではできないことも周りの力を借りることで実現できます。自分がなりたい姿を思い描いて今何をすべきか優先順位をつけて動くこと、そして周りに頼れる部分は頼ること、そのためにはつながりをちゃんと作っておく必要があります。まずは大学生のうちに広げられるだけ興味を広げ、そのうえでやりたいことや専門を深めていくことが大切なのかなと思います。

先輩からのメッセージ:2023年1月撮影