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小阪 奈央さん

2021年度 環境学部卒業(岡山県出身)

再生可能エネルギーに興味。
その先進国であるドイツへ

もともと国際交流に興味があり、英語を学ぶことも好きでした。一方で地球温暖化問題に関心を持ち、ドイツの再生可能エネルギー事業について学びたいと思っていました。そこで2年次の夏に約1カ月間、ドイツに留学しました。留学に際してはTOEIC550点以上という条件を満たさなければならなかったので、数カ月かけて準備を行いました。その間は毎日少しでも英語に触れるということを意識していました。スコアがなかなか伸びずに悩んだこともありましたが、あきらめずに頑張ることでスコアを伸ばすことができました。目標に近づくためには努力が必要です。もし目標が達成できなかったとしても、その努力は今後の人生において無駄にならないと思います。

積極的に発言すれば
授業がもっと楽しくなる

ドイツでは英語で授業を受けました。最初、授業を聞きながら相槌を打っていると、何もわかっていないのではないかと思われてしまいました。その誤解を解くためにも、なるべく意見を言ったり質問をしたりするよう心がけました。積極的に話すことで授業がもっと楽しくなるし、より多くを吸収できると思います。再生可能エネルギーやツーリズムに関する授業を座学で受けた後、実際にフィールドワークにも行きました。再生可能エネルギーで電力を賄っている村を訪ねたこともあります。放課後や週末には、一緒に留学した本学の学生や他大学の学生、ホストファミリーたちと観光やショッピングを楽しみました。ドイツのおいしいものもしっかり満喫しました。

地域交流から異文化交流まで
人間的に成長できる4年間

帰国後も引き続きエネルギー分野には興味を持っていて、卒論のテーマに取り上げています。稲わらを使って水素を作り、それをエネルギーとして活用できないかという研究です。その一環として農家にお話を伺いに行ったときには、ついでに農作業のお手伝いもさせていただきました。このような人との交流機会は学内外にたくさんあります。毎年市内で開催される『鳥取しゃんしゃん祭』に参加したときも先輩・後輩たちと仲良くなりました。またアルバイトを通して地域の方たちと触れ合う場面もあります。こうして人間的に成長し、充実した4年間が過ごせるのが公立鳥取環境大学です。国際交流や異文化交流に興味がある人にもおすすめしたいと思います。

卒業生からのメッセージ:2022年1月撮影