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沼尾 和美さん

環境学部3年
(栃木県出身)

学年や学部の垣根を超えた学びで
自分に自信が持てるように

「企業と社会の新しい関係を考える」をテーマにしたプロジェクト研究に参加しました。学年、学部の垣根を越え、毎回違うグループでディスカッションをしていきます。チームの特色や雰囲気がその都度変わるのも刺激になりました。リーダー、発表者、サポートなど様々な立場から経験を積めたことで、価値観の違う人の意見を聞く“傾聴力”がついたのではないかと思います。最終的には、実際に企業の方の前で「テレワークと託児所」と題したプレゼンテーションを行いました。託児所を作るにはどのぐらいのスペースが必要なのか、採算は取れるのかなどメリット・デメリットを含めた具体例を挙げての発表は本当に緊張しましたが、やりきったことで大きな自信になりました。

鳥取ならではの自然を生かした
多彩なフィールド演習が魅力

私は高校時代、当初は海洋系の学部を希望していました。しかし、そこから派生して海ゴミやマイクロプラスチックの環境問題に興味が広がり、生態系をどう守っていくのか、どう共存していくのか考える環境学部を最終的に選択しました。入学後は浦富海岸に行ってゴミ問題の現状を見たり、海と川のゴミの違いを体感するなど様々なフィールド演習に参加しました。環境問題一つとっても、視点を変えてみることの重要さを実感しています。本学では他学部の授業も受講できることも魅力です。先輩からおすすめされて受講したのが、竹内先生の「マーケティング1」や「流通論」。マーケティングや流通のことをアニメなどに例えて教えてくださるので、環境学部の私でも非常に分かりやすかったです。現在、都市計画に興味を持っているのですが、お金や物流の流れや背景を知っているのは強みになると思います。

留学で自分のキャパシティが広がり
コミュニケーション能力がアップ

1年生の後期、オーストラリアに留学しました。オーストラリアの学校ではヨーロッパやポルトガル、ブラジル、中国、台湾など様々な国の人と一緒に学んだのですが、最初は習慣の違いや考え方の違いに驚くことも多かったです。たくさんのタイプの方と出会うことで、考え方の違いを受けいれるキャパシティが広がり、コミュニケーション能力が高まったと思います。この留学の体験はプロジェクト研究でも大いに役立ちました。学部や学年が混在したグループのディスカッションで大切にしていたのは話しやすい環境を作ること。自分自身の意見を持ちながら、相手の意見をしっかりと聞いて議論するように心がけていました。「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、実際に体験してみることの大切さを知りました。本学は自分のやりたいことを全力で応援してくれます。自分の将来に役立つ様々な経験を積んで、有意義な時間を過ごしてください。

先輩からのメッセージ:2021年2月撮影