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武坂 亮さん

鳥取県(水産) 合格
環境学部2020年度卒業(岡山県出身)

多くの人の支えがあったから
公務員試験に合格できました

鳥取県の水産資源をより長く持続するために一次産業をはじめとした地域産業を支えたいと思い、鳥取県職員を目指しました。就職活動をしている友人たちとは異なり、公務員試験に向け筆記や小論文、面接に向けた対策に取り組む日々に、不安を感じることもありました。そんな時に励みになったのは就職支援センターの方々をはじめ、ゼミの先生、友人たちの存在です。特に所属ゼミの太田先生からは、公務員としての経験を踏まえた的確なアドバイスをいただけました。友人たちとは悩みを相談したり、面接対策の練習をしたり、就職支援センターの方に相談したり、多くの人の支えがあったから合格することができたと思います。学生生活4年間やりたいことに全力で取り組み、希望する就職先への就職も果たせました。

何事にも興味や関心を持ち積極的に
行動することが将来につながる

勉強以外では、学友会執行部という大学での学生活動の中心となる組織に所属していました。活動の一環として「鳥取県将来ビジョン意見交換会」に参加しました。鳥取県職員の方と鳥取に住む私たち学生からの意見とを合わせて、一緒に議論した経験が鳥取県職員として地域振興に取り組みたいと考えるきっかけとなりました。ほかにも稲葉プロジェクトという学生団体では鳥取市生山地域の休耕田再生に向けて、稲作に関わるすべての工程を学生が行いました。3年次にはプロジェクトのリーダーを担当。様々な意見を判断し、正解のない課題に向き合ってきた経験は、鳥取県職員として水産業の現場で効率的に計画を実行していく力になると思います。

何事も人との関わりが大切
コミュニケーション力を磨こう

様々な経験をする中でコミュニケーション力の大切さを実感しました。プロジェクトは地域の方との信頼関係がなければ成功しません。そのため、挨拶をはじめ積極的に会話をしたり、地域のお祭りの手伝いをしたり、積極的に地域の方と関わるようにしました。その結果、集落の空き家を学生のために貸していただけることに。地域の問題解決や魅力の発信において地域の方の協力なくしては成立しないことを実感した経験でした。公立鳥取環境大学にはキャンパス内だけではなく、このように広く人と関わる機会が豊富にあります。知識を得ると同時に経験することで、自分の成長に大きな差が生まれるはずです。みなさんも鳥取で様々な経験をしてください。

卒業生からのメッセージ:2020年10月撮影