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光山 博敏教授

【専門】技術経営、技術戦略、イノベーション戦略

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自分にしかない「固有の強み」を身に付け
グローバルに活躍してほしい

不確実性高まる社会情勢の下、企業が持続的に競争力を発揮していくためには、市場に埋もれている潜在的なニーズを掘り起しスピーディーにイノベーション戦略を実行していくことが重要になると言えるでしょう。私の研究室では、学生時代からイノベーション思考力を鍛えることを目指し、国内外を問わず「本物」に直に触れる機会を学生に多く提供することで特別な「何か」を発見し、そこから論理的に「考え抜く」力を育てます。

▲「ダイキン」様への企業訪問の様子

▲「ダイフク」様への企業訪問の様子

「全力で学び、全力で遊ぶ」
何事にも決して手を抜かない

私たちは一旦社会に出ると、ひたすらアウトプット(自身の意見や行動)を求められます。インプットがなければアウトプットできないことは火を見るより明らかなように、大学の4年間はひたすら知識をインプットし、教養を身に付けることが大切です。加えて、論理的思考力を養うことも重要であり、そうした点において読書は欠かせません。
本研究室では専門書だけでなく、特に歴史を学ぶことを強く推奨しています。数千年続く歴史はまさに「知の宝庫」とも言うべき成功のヒントが隠されており、新しいアイデアやモノを創造する際、こうした先人の経験や知恵にあやかることは何よりも大切であると言えるでしょう。光山ゼミのモットーは、「全力で学び、全力で遊ぶ」です。学生時代はいろいろな悩みを抱え、時に研究に行き詰まることもあるでしょう。しかし、日々チャレンジし全力で頑張る仲間を私たちは全力でサポートします。皆さんと一緒に研究できる日が来ることを楽しみにしています!

戦略的に生きるための
3つの力を身に付けてほしい

かつて、世界から重要視されてきた日本市場のプレゼンスが低下し続けています。こうした中、多くの企業は生き残りをかけ、積極的に世界の需要を取り込む必要性に迫られています。海外で仕事をすることもあれば、日本国内においても外国人と働く機会が増えていることから、これまで以上に政治、経済、技術、環境、文化などへの造詣を深めていかなくてはなりません。特にデジタル情報化社会の下では、溢れる情報の中から質の高い情報を峻別し、最適な意思決定につなげていかなければなりません。国際通用性の高い人材が求められる近年、特に重要になるのが、@ツールとしての英語力、AICTリテラシー力、Bマクロトレンドへの理解力、を鍛えることと言えるでしょう。学生時代アメリカに留学し、その後13年間アメリカでの勤務経験を持つ私自身が強くお勧めすることは、在学中一度は海外に行く(住む)ことです。なぜなら、違う法体系や社会システム、あるいはコミュニティに同化することでダイバーシティを直に体験することにつながるからです。そうすることで、近視眼的発想から逃れ、自由で柔軟な発想力を身に付けることができるのです。光山ゼミで「使える英語力」の習得や「国際通用性」を養い、グローバルに活躍できる人材に成長していきましょう!

先生からのメッセージ:2021年2月撮影