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丸田 浩喜さん

環境学部4年(兵庫県出身)
人間環境分野:山口ゼミ

日本の農村が抱える問題を
人との連携をキーワードに考察

山口先生のゼミで「農村地域に関する人材育成」の研究を行っています。私は小学3年生の頃から地元の姫路で獅子舞に参加しています。実際に獅子舞を舞う若手の育成や地域活性化のノウハウを学んで運営に生かしていきたいという気持ちからこのテーマを選びました。私の地元の獅子舞もそうですが、農村地域では後継者不足が深刻な問題となっています。今ある組織の中に若い力をどう介入させていくのか。やはり、そこは人と人との関わり方や繋がり方が大切になってくると思います。ゼミでは、他のゼミ生と議論を交わしたり、改善点を一緒に探ったり、切磋琢磨しながら学んでいます。一つのキーワードから発想を広げ、改善する方法を考えていく時間は本当に楽しいです。

原価率や地域性も考慮しながら
農村地域のブランディングも体験

ゼミでは農村地域でのブランディングも学びました。実際に商品を販売されているところを見学させていただき、販売方法やどのようにリピーターを増やしているのかをヒアリング。自分たちも「葉」というテーマで、葉を有効活用する方法をグループで話し合いました。今まで価値のなかったものに付加価値をつけて販売するにはどうすればよいのか、原価率や地域性、販売方法なども考慮しながら構想を立てていきます。結果的に、鹿肉を使用したハンバーガーを格子状に編んだ葉で包んだ商品を考案しました。(鳥取県は鹿肉の利用量が全国2位)。今回は考案段階で実際の商品にはしなかったのですが、ブランディングを体験することができ、非常に勉強になりました。ゼミのみんなで一つのものを作り上げていく過程も良い経験になりました。

考えるより、まず挑戦!
新しい自分が見つかるはず

将来は地元で教員になるのが夢。そのために多くの知識をつけたいと思っています。先日「動物行動学」という講義で女性の“つわり”について学ぶ機会がありました。生物から見た“つわり”という観点からの講義だったのですが、人間の生命について真剣に考えるきっかけになりました。本学は先生と生徒の距離が近いのが魅力。講義の中で刺激を受け、興味の範囲がどんどん広がっています。入学後はスノーボードを体験したり、新入生歓迎会実行委員会に所属するなど様々な新しいことにチャレンジしました。2020年はコロナの影響もあり、オンラインで歓迎会を開催。新入生の半数以上が参加してくれ、非常に嬉しかったです。

先輩からのメッセージ:2021年2月撮影