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岸本 泰晟さん

環境学部4年(大阪府出身)
自然環境保全分野:吉永ゼミ

微生物や線虫のDNAから
自然環境の状態を知る

もともと動物行動学に興味があり、学んでいくうち遺伝子やDNAを研究したいと思うようになりました。所属している吉永ゼミでは線虫や微生物のDNA解析を行っています。線虫は環境によって、DNAの割合が変わります。線虫のDNAを調べることで、逆に環境状況が分かるのです。またゼミでは自分が興味を持った論文をまとめて発表する機会もあります。心がけているのは、聞き手と双方向でコミュニケーションを取ったり、分かりやすい資料にすること。完成したら、必ず一度音読してから発表しています。文章のまとめ方や論文の注釈、引用するときの書き方など、細かい技術は先輩から教えてもらいました。そのおかげで、文章を理解し、解釈する力は格段に身についたと思います。

自然に囲まれた地形を利用した
フィールドワークが活発!

環境といっても、住環境、海洋、気候、様々なテーマがあります。授業では先生の知識量や多角的な視点からの解説などにいつも驚きを感じています。先日もCOVID-19に関して統計的な話を聞くことができ、自分自身の見識の幅が広がりました。また、本学は海や川、山など自然に囲まれた場所にあるのが一番の魅力。1年生の時から週に一度、フィールドワークの授業を受講することができます。実際に外に出て体験しながら学べるのは本当に楽しいです。施設も充実していて、教育研究棟には365日24時間学生が使用できる研究室があります。テスト前にはみんなで集まって、徹夜で勉強したことも。先生との距離が近く、質問がしやすい雰囲気なので、勉強のモチベーションもあがりますね。

充実した学生生活を過ごすためには
まずは挑戦してみることが大切

本学では他学部の授業も履修可能です。これまでに受講して印象に残っているのは、マーケティングや歴史建造物についての授業。特に歴史建造物の授業を受けたことで神社や寺の建造物の意味合いに関心を持ち、休日に鳥取の神社を巡ったりもしました。充実した学生生活を過ごす秘訣は、興味を持ったら即挑戦すること。私も大学生活の3年間で、わんこそばが食べたくて東北に行ったり、自然の中でキャンプやシュノーケリングをしたり、様々な体験をしました。今後は、海外でファームステイをしたいとも考えています。卒業後は高校教員になるのが夢。生徒一人ひとりの考えを理解できるよう、今後も幅広い知識を身につけ、自分自身を成長させていきたいです。

先輩からのメッセージ:2021年2月撮影