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渡部 日向さん
経営学部4年
日商簿記検定1級合格！
簿記の講義内容が難しく、復習をしているうちに「どうせなら資格試験にも挑戦してみよう」と考えた渡部さん。独学ながら日商簿記検定3級、2級と順調に合格を果たした。学んだことが成果となって見えてくる喜びを原動力に、いよいよ1級にも挑戦。しかし、想像以上に難しく不合格という結果に落ち込んだ。伸び悩んだ時期を乗り越え、念願の1級に合格した。
企業の経営状況がわかる
「財務会計」が面白い
会計学は「財務会計」「会計学」「工業簿記」「原価計算」に分かれます。財務会計では、企業の取引によって生じた売上、株、有価証券といった財務を集計し、決算するための知識を学びます。決算した情報は株主や取引先、銀行など企業外部へと知らされます。取引は親会社と子会社で行われることもありますが、決算する際に特殊な処理を行う必要があります。この処理によってお金の収支が合った決算書を作成することができます。決算書を正確に作成できる点はもちろん、こうした知識を活用することで、企業の経営状況を分析することができるところが面白いです。企業の決算書はそれそれ記載の仕方が異なっているため、正確に分析することは難しいのですが、経営情報がいい会社は将来も期待できると思います。
人と関わることで
自分のことが見えてきた
学生生活を充実させるためには、たくさんの人と関わることが大切だと思います。オススメは１、２年生が合同で決められたテーマに取り組む「プロジェクト研究」です。私のグループは弥生時代の鳥取県の地域について調べるために、遺跡などに行きました。経営学部としての授業とは異なり、異なる学部の人と話をしたことがとても刺激的でした。社会に出たら多様な考えの人と協働しなければならないので、よい経験になると思います。また、経験を通して自分は数字として成果が出るとやる気がでることや、ほめられると伸びるタイプであることを知りました。将来を考えるうえでも、自分の特徴を理解しておくことは役立つと思います。
学修以外のことでも
大学生活を楽しんで！
積極的に行動しないと時間だけが過ぎてしまいます。そのため機会があればやってみようと考えていました。学修については自分でも頑張ったと思っています。しかし、大学生活はそれだけでなく、思い出もたくさんあります。その一つが旅館住み込みのアルバイトです。朝と夜に勤務に入り、昼間は休み。温泉に無料で入れるところも魅力で、給料が良かった。（笑）その他にも、鳥取県は初めて暮らす地域だったので県内旅行を楽しみました。ぜひ、南部町のとっとり花回廊に行ってみてください。リフレッシュできますよ。