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棟安 大貴さん

環境学部(兵庫県出身)
教職課程:教職ゼミ

自分が学んできたことを
次の世代に伝えていきたい!

大学生活を通して一番学んだことは「勉強は楽しい」ということです。例えば建築様式について授業で学び、実際に街に出て観察すると、住まいという見方だけでなく、デザインや構造という視点から建物の良さを判断できます。新しい発見をすることで学ぶことが楽しくなります。ゼミでは、教員を志望する仲間と「楽しさはどうしたら見えるようになるか」研究しています。研究の成果はゼミ内の模擬授業で実践し、メンバーからの評価をもとに、改善を重ねています。また、普段から大切にしていることは、何気なく見ているニュースなどを、意識的に見て「なぜ、その出来事が起こったのか」と考えることです。ふとしたところに指導のヒントが見つかることもあります。将来は、教員として自分が経験した学びの楽しさを、子どもたちにも伝えたいです。

▲生物部の活動で子どもたちに身近な生物の生態についてレクチャーする企画(クリスマスレクチャー)を実施しました

自分が興味を持っていることを
将来、教材づくりに役立てたい

現在、趣味の範囲ではありますが、粘土細工などのものづくりに取り組んでいます。他の人の作品を見たり、作品について話しあったりすることで、作品の背景まで感じることができる力を身につけたいと考えています。また、粘土遊びは子どもの手や指の発達、何をしたいか考える力、形を作り出す想像力などを伸ばすといわれています。最近ではカラフルな粘土もあり、色彩感覚も養えるそうです。教員として子どもたちに指導する際、きっと役立つと思います。これからは、教員の採用試験対策、卒業論文の制作、理科の実験スキルの学修が本格化します。先生の紹介で現役の心理士の方や美術の先生とお話をさせていただく機会もあり、理想の教師像に近づくための日々を過ごせています。

様々なことに挑戦してほしい
自分の許容量を知ることも忘れずに

念願の大学生活が始まると、勉強やサークル活動、アルバイト、旅行、趣味など、様々なことに挑戦したくなると思います。特に教職課程を取りたいという人は、卒業するための単位以外に、先生になるための科目を受講し、単位を取得する必要があります。考えている以上に忙しく、頑張りすぎると自分自身を追い詰めることになってしまいます。だから、まずは「ここまでならできる」という自分の許容量を知ることで、日常がより楽しくなります。慣れてくれば、他のことにも時間を割くことができるようになります。自分の時間をうまく使って、自分がやりたいことをすることが学生生活を充実させる秘訣だと思います。

先輩からのメッセージ:2021年12月撮影