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藏永 愛久さん

経営学部(鳥取県出身)

中国留学を決めたことで
アジア経済に興味

「中国へ留学に行こう」。自分の中でそう決めてからアジア経済について深く知りたいと思うようになりました。ゼミでは東南アジアの政治や経済に関する現代史、今後の展望、産業ごとの日本とのつながりなどについて学んでいます。
そもそも中国に行きたいと思ったのは、世界に飛び出し、多くの人と交流することで自分の幅を広げたいと考えたからです。補助金制度が活用できることも知り、「絶対行こう」と決意しました。中国留学は、コロナ禍の影響で1年半程延期になりましたが、3年次の春から留学することになりました。

SDGsに関するイベントも企画。
テーマは「ごみ×アート×写真」

一方でSDGsを広める活動にも興味を持っています。就職活動のための自己分析を通して私の長所は人と関わることが好きなところだと気づき、人が集まるイベントに参加したり、自分でもイベントを企画したりしています。
仲間と一緒に開催した写真展では、ごみ問題について取り上げました。「ごみ×アート×写真」をテーマに、来場者参加型のコーナーを設けるなど工夫を凝らすことで、2日で200人以上の方に来ていただきました。そこでは来場者との対話を通して自分の考えを深めたり、アーティストの方から刺激を受けたりしました。次の目標としては、人と人、例えば学生と社会をつなげるようなプラットフォームが作れないだろうかと考えています。

人と関わることが好き。
これからも積極的にチャレンジを

卒論も人と関わることをテーマにしたいと考えています。シェアリングエコノミーという世界的に市場が拡大している新しい経済の動きがあります。例えば移動ならカーシェアリング、空間ならバケーションレンタルサービスなどがそうですが、それらが東南アジアでどのように広がっているのかを研究するか、あるいは地元鳥取でフィールドワークを中心に研究を進めるか、実はまだ迷っています。ちなみに卒論では「環大コンペ」(公立鳥取環境大学を支援する会主催)の最優秀賞も狙っています。
ほかにも語学、ヒトの進化の歴史、宗教、世界遺産など、興味の対象はたくさんあります。それらはどれも人類の思考の成り立ちを知ることにつながると思うので、現代人、いわば目の前にいる人を理解するのに役立つはずです。これからも多くの人と関わりながら、チャレンジを続けていきたいと思います。

先輩からのメッセージ:2023年1月撮影