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田中 詩織さん

環境学部(北海道出身)

文化の違いを知ることは面白い!
留学生との出会いが、積極的な自分へ

留学生サポーターに参加するようになり、引っ込み思案な性格が大きく変化しました。主な活動は留学生に対する授業やレポート作成のサポートです。学業との両立が不安でしたが、始めてみたら楽しいことばかりで、勉強だけでなく、それぞれの国の文化や価値観を聞いたり話すことがとても面白く、中国、台湾、マレーシアなどいつの間にか国際色豊かな友人ができました。留学生は日本人と比べ、人との関わりが濃いので、教室に知り合いが来たら必ず側へ行き挨拶、お菓子があれば「分け合おう」と声をかけてくれます。人間関係を築くのが苦手でしたが、好奇心が先に立ち、興味が湧いたら話しかける、そんな積極性を身に付けることができました。

自ら行動を起こすことで、
興味のある分野が学べる環境へ

留学生サポーターの活動は、日本語での会話が中心です。会話をする中で、今まで触れたことのない外国語を学んでみたいと思い、中国語に関心を持つようになりました。そんな折、学生同士で相談やサポートし合うスチューデント・ピアサポーターという制度で、「中国語を学ばない?」と声をかけてもらい、週1〜2回中国人の先輩から中国語を教わるようになりました。ほかにも、EMS委員会によるボランティア活動のほか、会話をしながら留学生に敬語を学んでもらう「日本語学習会」など、入学してからの1年間で授業以外に多くの活動に参加したことで、様々な体験をすることができました。自ら行動することで多くの人や、興味のある分野に触れられることを実感しました。

北海道から鳥取、世界へ。グローバルな視点で
柔軟な考えのできる人間になりたい

北海道の十勝出身で実家は牧場を運営、周りに動物がたくさんいる環境で育ちました。地元を別の視点で見てみたいと思い、川や海、湖など北海道とは違った自然がある本学を選びました。そして今は、世界から日本はどう見えているのかを見てみたいと思い、留学に興味を持っています。将来、野生動物の生息環境の保全に関わる仕事に就きたいと考えているため、野生のコアラを扱う病院があるオーストラリアを留学先の候補に選びました。日本はもとより、世界の色々な人たちと交流を深め、柔軟で幅広い考えができる人になりたいです。

先輩からのメッセージ:2023年2月撮影