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棟安 大貴さん

鳥取県教員採用試験(中学校理科)合格
環境学部 2022年度卒業(兵庫県出身)

子どもたちが心を開いて、
信頼できる教師を目指して

学校は子どもたちが楽しみに通う場所であってほしいと考えています。そのためには子どもたちが心を開いて接することができる教師の存在が不可欠です。3週間の教育実習では、実際に子どもたちと触れ合うなかで、目標とする教師としての在り方を確認できる有意義な時間を過ごすことができました。しかし、短期間で信頼関係を築くのはとても難しく、今後の課題のひとつとなりました。その状況下で心強かったのは、ゼミの藤田先生からいただいた「何かあればいつでも相談に乗るから」という言葉。「万が一何かあっても大丈夫」という心の支えになり、実習を乗り越えることができました。

子どもに寄り添える教師とは?
相手の話に耳を傾ける「傾聴力」

「生徒の気持ちに寄り添える教師になりたい」という思いから、カウンセリングの技法を身に付けようとセミナーに通ったり、本を読み漁りました。初めて知る内容もありましたが、意外にも今まで学んできた知識が多く、「これまでの勉強は間違っていなかった」という確信が得られ自信がつきました。教育実習の前には教師として話し方の練習をしましたが、生き物が好きな私の話は内容に偏りがあり、例え面白い話であっても伝わるような話し方が身に付いていないので、まずは会話の際は傾聴し、子どもたちに信用してもらえるような関係を作りたいと思います。

理想の先生像を叶えるため。
いいなと思ったことは即実践!

鳥取県の理科教諭の採用試験に無事合格。現在は、子どもたちがとっつきやすそうな話のネタを増やすべく、生き物の最新ニュースをチェックしたり、面白そうな話題はないかインターネットでの収集に励んでいます。理想の教師像は、自らが楽しみながら授業をしていた数学の先生です。自分の好きな科目を面白そうに教えてくれる先生に興味が湧いた経験があるので、理科が苦手な生徒も少しは関心を持ってもらえるのではないかなと思います。将来は大学での学びを通して「勉強は楽しい」と思えた自分の体験も伝えられるような教師になりたいです。

卒業生からのメッセージ:2023年1月撮影