ホーム ▶ Myゼミレポート(環境学部) ▶ 留岡 あみ さん

留岡 あみさん

環境学部(香川県出身)
人間環境分野:山口ゼミ

エゴマ栽培や商品開発を通して
地域活性化について研究

ゼミでは地域活性化について学んでいます。鳥取県の若桜地方で行われているエゴマ栽培を、地域の方たちと一緒に種まきから草取り、収穫、脱穀まで手がけています。大学祭や地域のお祭りでは、エゴマを使った商品の販売も行いました。商品開発では様々な意見が飛び出し、活発な意見交換ができました。栽培した実は主におにぎりの具材やゴマ油として使い、収穫した葉はおにぎりを包み、風味付けとして活用しました。
エゴマはもともと耕作放棄地で作られ始めたのですが、実は明確な方向性が定められないままスタートしているようなところがあります。だからこそ販路も開拓できていないのではないか、今後はその方向性を定めることが重要ではないか、と考えています。また栽培では手作業が多く、重労働であることも一つの課題といえるかもしれません。

柔軟に意見を取り入れながら
相手の立場になって考える

私はもともと植物や建築に興味があり、将来は住宅業界を志望しています。建築はゼミ活動とは直接結びつかないかもしれませんが、例えば地域に根ざした住宅メーカーなどはその地域特性を踏まえて家を建てると思うので、何かしら学びが役立つのではないかと考えています。
自分の強みは、人が好きで、相手の立場になって物事を考えたり、柔軟に意見を取り入れたりできるところだと分析しています。例えば、あるイベントで、たまたま横にいた人と仲良くなった経験があります。そういう人とのつながり方は高校までとは違い、大学生ならではの人間関係が広がっていると思います。

6次産業のあり方に興味。
自分なりの卒論テーマを摸索

卒論のテーマはまだ明確に決めていませんが、先生がいくつか方向性を示してくださっているので、その中から興味のあるものを見つけたいと思っています。例えば6次産業というものは通常、1次産業から発生していくケースが多いのですが、3次から1次へと逆に働きかけるような取り組みがあると知りました。とても面白いと思ったので、論文もそうした事例を中心に読んでいます。先生は学生の意思を尊重してくださるため、みんな自由に学んでいる感じがあります。
一方で私は個人的に韓国語にも興味があり、その勉強も続けています。就職活動が終わったら韓国に旅行することも一つの目標です。

先輩からのメッセージ:2023年2月撮影