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前田 直希さん

経営学部(鳥取県出身)
経営情報分野:染谷ゼミ

システム思考を学ぶことで
全体を見通す力が身に付いた

3年前期では、システム思考について学びました。システム思考とは簡単にいえば、何かの問題に取り組むとき、一つの組織が考えるのではなく、かかわる人たちみんなで解決しよう、いろいろな視点でとらえることでより解決に近づこう、というものです。例えば、最近ではコロナ対策もそうですが、都と政府がバラバラに政策を行うのではなく、一体となって取り組むことでより効率的に政策を実行することができるなど、様々な社会の問題に有効な思考方法です。システム思考を学ぶことで、全体を見通す力が身に付きました。

自由度高く学べるのが魅力。
活発な意見交換で気づきも

ゼミでは各自が卒論に向けて研究を進めています。私の卒論では「eスポーツ」について取り上げ、それをシステム思考と関連させながら研究できないかと考えています。日本と世界ではゲームの主流が異なることから、そこを切り口にできないかと模索しているところです。染谷ゼミの特徴は、情報系の学びだけでなく、幅広い分野が扱える自由度の高さにあると思います。ゼミでは学生同士が活発に意見交換するよう心がけており、そこから多くの気づきも得られます。ある人はデジタルとアナログの差、紙と電子書籍について調べていて、視点の面白さを感じています。

学部を超えた学びで環境にも興味。
視野を広げることができました

情報系のゼミなので、ITに関する専門的な知識もしっかりと身に付けられます。就職先もIT分野を志望しているため、将来的には基本情報技術などの資格取得も視野に入れています。情報はこれからの時代を生きていくうえで大事な分野なので、どこで活躍するにしても欠かせません。また、本学では経営に関する学びだけでなく、環境に関する学びもできることが魅力です。学部を超えたプロジェクト研究では、エネルギーについてグループに分かれて調べました。私のグループは太陽光だったのですが、それがきっかけでエネルギーにも興味を持ちました。専門とする分野以外にも触れることで、視野を広げることができました。

先輩からのメッセージ:2023年1月撮影